二級建築士/宅地建物取引士/ファイナンシャルプランナー/マンション管理士/管理業務主任者 相続した実家の空き家は売るべき?貸すべき?判断ポイントを不動産エージェントが解説!
両親が施設へ入り誰も住まなくなった実家や、相続した実家を空き家のまま放置するのは一番のリスクとなります。本コラムでは、空き家になった実家を相続した場合、「売るべきか」「貸すべきか」、それぞれのメリット・デメリットと判断のポイントを解説します。
<目次>
「売る」か「貸す」かの判断ポイント
実家を売却したほうがいいケース
実家を貸したほうがいいケース
「売る」か「貸す」かの判断ポイント
相続した実家を「売る」か「貸す」かの判断ポイントは、今後あなたや親族が実家に住む可能性があるかどうか、です。思い入れのある実家を手放すのは抵抗があるかもしれませんが、今後住む予定がないのであれば売却をおすすめします。
実家を売却したほうがいいケース
建物の老朽化が進んでいる場合や将来住む予定のない方は売却がおすすめです。実家を売却した場合、売却代金としてまとまったお金を受け取ることができます。空き家のまま売却するか、空き家を解体して土地として売却するかは、建物の状態などによるため専門家に相談しましょう。解体する場合は解体費用がかかる他、譲渡所得の特例(条件による)、固定資産税の特例措置等が受けられなくなり、翌年以降の土地にかかる固定資産税の税額が高くなるため注意しましょう。
実家を貸したほうがいいケース
将来実家に住む予定があったり、建物の状態や立地がよく借り手がつく見込みがある場合は実家を貸すという選択肢もあります。実家を手放さずにすむ一方、築年数や状態にもよりますが、大規模なリフォームをした場合、利益が出るまでに10年ほどかかるケースも少なくありません。空室になるリスクがなく安定的な賃貸需要が見込めるかどうか見極めが必要です。
もちろん、中古住宅として売却する選択肢もございます。
らくだ不動産では、相続前や相続後の不動産に関するご相談も受付しております。相続した不動産を「売るべきか」「貸すべきか」からご相談いただけますので、お気軽にお問い合わせください。
Agentコラム監修エージェント
小池 正也
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