村田 洋一マネージャー
シニアエージェント
保有資格:宅地建物取引士/行政書士
行政書士として不動産トラブルの相談を多数受けていた中で、日本の不動産仲介業界の不透明さを強く実感し、欧米型エージェント制度を導入した不動産会社、AI×リアル(不動産)を促進する大手不動産会社の各創業に参画。今まで3,500件を超えるご相談実績。
3,000件を超える不動産のご相談を承ってきた、らくだ不動産エージェント村田が解説します!
土地・戸建てをこれからご購入したいお客様からは「資産価値が落ちない土地」はどんなところか?
売却を考えているお客様からは「資産価値を上げることはできるのか」ということについてお尋ねされます。
ご購入を考えている方はもちろん資産価値が落ちない土地がいいでしょうし、
既に土地をお持ちの方は、今からできることを知りたいですよね。
今回は「資産価値が維持される土地の6つの指標」について解説をしますので
ご購入をお考えの方は、こちらの記事を参考にお探し下さい。
また、既に土地をお持ちの方も、指標を予め知っておくことで、
売却をすることになった場合の事前準備がしやすくなる項目もありますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
※こちらの記事では前提として、資産価値の高い土地=流通性のあるもの(いつの時代でも買いたい方がいる)と定義させていただきます。住みやすいではありませんのでご注意ください。
目次
不動産全般で言えることですが、駅から近い土地は希少性があります。
そのため、どのような時代においても買いたい方が集まりやすいので、資産価値も維持されやすいです。
大都市の戸建てであれば、駅から15分以内であれば希少性が高いと言えます。
戸建ての場合においては水害などの影響を受けやすいです。
そのため、ハザードリスクが少ないに越したことはありません。
最近では自治体がハザードマップを発行していますが、まだ作成できていない自治体も多くあります。
これから住む場所のハザードリスクが気になる方は、らくだ不動産までお問い合わせください。
整形地とは土地の形が長方形・正方形で整った形のことを言います。
一方で旗竿地と言われている土地もあります。
土地が整形地ですと、土地を分割することもできます。
また、間口が広いということは、様々な用途で土地利用ができるので、場所や広さによってはアパート・マンションの建設も可能です。
すると、買い手は一般の方だけでなく多くの業者も含まれることになり、売り先が広がり、より高く売れる可能性が出てきます。
車が出入りしやすい土地のほうが売れやすくあります。
また、道路には公道・私道とあります。
公道と比較すると、私道のほうがリスクがあります。
なぜかと言いますと、私道の場合にはその土地の所有者から
通行する権利や道路掘削の権利などを得ていないとならないからです。
例えば、私道ですと公共の下水管から私設菅に繋がっているケースがあります。
このような場合、現状私設菅がどうなっているのかわからないことがあります。
そしていざ破裂してしまったときには、道路を掘削しなくてはならないのですが、
私道所有者に許可を得ないと道路を掘ることができません。
土地の利用には制限があります。
都市計画法の一つに、用途地域と言われるものがあります。
用途の混在を防ぐことを目的としており、住居、商業、工業など大枠としての土地利用を定めるもので、現在は13種類あります。
例えば、第一種低層住居専用地域ですと、良好な住環境を保護するために10mまたは12mの絶対高さの制限や建ぺい率・容積率の制限などがあります。
同じ土地100㎡でも第一種低層専用住居地域で建ぺい率が50%の場合、建物は土地面積50㎡以下の部分に建てなければなりません。
一方で建ぺい率が80%であれば、100㎡の土地のうち、80㎡までの土地面積上に建物を建てることが可能です。
他にも最低敷地面積などの制約がある場合があります。
これは、決めた㎡数以下にしてはいけないというルールです。
そうなると、広い土地でも分割ができずに多くの人に購入の検討をしていただけないことになります。
できることが多ければ多いほど、多くの方に購入を検討していただけることになることから
制限が少ない土地の方が資産価値は守られる傾向にあります。
意外なことかもしれませんが、戸建ての場合近隣の方と揉めていないことも非常に重要になってきます。
戸建ての場合、近隣の方との覚書が必要になるケースもあるのですが
その際に仲があまりよくないと、印鑑をおしていただけずに契約に必要な書類の取得ができないなんてことに…
そうなってくると、ご購入を検討している方も物件の購入を見送られてしまい、結果的に相場で売れずに資産価値が下がってしまうケースもあります。
詳しくはこちらの動画でも解説をしています。
結論どちらもそんなことはありません。
資産価値が高い≠住みやすい ではないからです。
資産性も大切ですが、住みやすい家で生活することも豊かな人生を過ごすためには大切です。
また、らくだ不動産では「囲い込み※」を一切しません。
そのため、すべての不動産会社に情報を提示することで、買主様を見つけることができます。
※囲い込みとは…他の不動産会社に売却情報を意図的に渡さず、仲介手数料を売主様と買主様の双方から頂くために、自社でのみ買主様を探すことです。 らくだ不動産では、売主様の利益を最大限に追及するために、幅広いネットワークから最良の買主様を探索することが良いと考えております。
戸建てはマンションと違い個別性が非常に高いです。
不動産の営業担当者でも、戸建てのことはあまり詳しくないかたもいます。
事前の調査や準備が大切になりますので、これから戸建てを買いたい・売りたい方は
お気軽にらくだ不動産までお問い合わせください。
お客様の立場に寄り添ってそもそも売るべきなのか?買うべきなのか?というところから一緒に考えます。
決して買うこと・売ることを強要しません。
動画での解説をしています。
こちらのチャンネルでは戸建て売却に特化した発信をしていますので、ご興味のある方はぜひチャンネル登録をお願いします。
シニアエージェント
保有資格:宅地建物取引士/行政書士
行政書士として不動産トラブルの相談を多数受けていた中で、日本の不動産仲介業界の不透明さを強く実感し、欧米型エージェント制度を導入した不動産会社、AI×リアル(不動産)を促進する大手不動産会社の各創業に参画。今まで3,500件を超えるご相談実績。
副社長執行役員
保有資格:宅地建物取引士/2級ファイナンシャル・プランニング技能士/マンション管理士/管理業務主任者/マンション維持修繕技術者
大手マンション管理会社での業務経験6年、大手不動産仲介会社での業務経験9年、その他PM・BMマネジメント経験3年。マンション管理フロント業務として50棟以上(5,000戸以上)の管理業務実務、不動産仲介取引件数は累計500組以上。