マンションを割高で購入してしまうと、同じ価格で売却することは難しくなります(金利や築年数による変動は考えない場合)。つまり、購入時から資産価値(=価格)が落ちてしまうことになります。マンションを購入するときは、割高なマンションを購入しないようにすることが大切です。価格の妥当性はどこをチェックすればいいのでしょうか?

まず、SUUMOやHOME’Sといったポータルサイトで探しているエリアのマンションを検索してみてください。それぞれのマンションの価格を比較して、市場価格がどれくらいかを把握しましょう。その際、価格ではなく、必ず“単価(価格÷専有面積)”で比較しましょう。

以下の違いがマンション価格(単価)に影響しますので、そこもチェックしましょう。

  • 向き(南向きが高い)
  • 専有面積(小さいほど高い)
  • 角住戸
  • 階数(高いほど高い)
  • ブランド(大手分譲は高い)
  • 駅からの距離(近いほど高い)

ただし、ポータルサイトで見られるのは売出価格であって、実際に成約した“成約価格”ではありません。売出価格は成約価格よりも高いことが多いので、ご注意ください(特に売却を開始したばかりのときは割高であることがほとんどです)。

マンションの資産価値を購入できても、割高で購入してしまってはもったいないです。