山本 直彌
副社長執行役員
保有資格:宅地建物取引士/2級ファイナンシャル・プランニング技能士/マンション管理士/管理業務主任者/マンション維持修繕技術者
大手マンション管理会社での業務経験6年、大手不動産仲介会社での業務経験9年、その他PM・BMマネジメント経験3年。マンション管理フロント業務として50棟以上(5,000戸以上)の管理業務実務、不動産仲介取引件数は累計500組以上。
マンションの資産価値を維持していくには、建物の躯体や設備を健全に保つ定期的な修繕が必要です。マンションの場合、修繕費をまかなうために各住戸から『修繕積立金』が毎月徴収されます。この修繕積立金ですが、「支払っている金額が適正とは限らない(足りない可能性がある)」ということをご注意ください。
そもそも、定期的に値上げされることを前提にして修繕積立金の金額は設定されています。販売しやすくするために、新築時の修繕積立金は破格に安く設定されることが多く、年数の経過とともに増額される『段階増額積立方式』で長期の修繕計画が組み立てられます。逆に言えば、修繕積立金を増額できなければ必要な修繕費を捻出できなくなります。
立地、形状、戸数、共用部分などの条件次第で、マンションごとに必要な修繕費が異なります。毎年開催される総会に不参加でマンションの状況を把握されていない方は、長期修繕計画や総会議事録を確認して、修繕積立金の適正度を確認されることをお勧めします。購入や住み替えを検討されている方も同様に、売却・購入前にマンションの管理状況をしっかり確認しましょう。
副社長執行役員
保有資格:宅地建物取引士/2級ファイナンシャル・プランニング技能士/マンション管理士/管理業務主任者/マンション維持修繕技術者
大手マンション管理会社での業務経験6年、大手不動産仲介会社での業務経験9年、その他PM・BMマネジメント経験3年。マンション管理フロント業務として50棟以上(5,000戸以上)の管理業務実務、不動産仲介取引件数は累計500組以上。